レタープレスをもっと手軽に
古い機械たちの味わいにはかないませんが 卓上のダイカットマシン(型抜き機)で 手軽にレタープレスが楽しめます
印刷術を発明したグーテンベルグは ぶどう絞り機の圧で印刷していました 21世紀、紙や布、皮も抜くダイカットマシンの強い圧を レタープレスに生かしはじめられています グーテンベルグは聖書を印刷しました 僧侶たちだけの聖書が誰でも読めるようになり 宗教革命へとつながりました
活版印刷での発信が 誰でもできるようになることは すそ野に広がりが出ることです そして、山はより高くなります
活版インキでなく、スタンプインキでも いったんローラーに付けて版の上を転がすことで キレイに印刷できることがわかりました
使った樹脂版は1ミリ厚です sidekickという小型のダイカットマシンは 今月(7月)中旬に白とグレーの落ち着いた色になり 発売される予定です 紙は竹尾さんのWALDです イタリア製です
印刷所に頼まないとできなかった印刷が 自分でできるということの利点は いろいろ「試せる」ということです 色を替えたり、圧を替えたり・・・
そうして、自分の予測を超えたものが 生まれてくる場に立ち会えます 自分が支配する世界でなく 生まれてくるものを受け入れる世界の 住人になれること これがなによりの醍醐味です
スタンプインキでの印刷
インクをつけない空押し
使用した道具です
デボス(エンボスの逆 空押し)のススメ
白抜き文字をデボスすると そこがエンボス状態になって見やすいですね デボスは0.5ミリ〜1ミリ以上の厚さのある紙でないと、 凹みしろがないのでキレイにでないですね
今回の写真の紙は竹尾さんで扱っている イタリア製のWILD という紙です
厚さは2ミリです。1ミリのもあります。 卓上のローラープレス機で押しました。 活版tokyoのくるくるデボスコーナーでお見せできます。
名刺の大きさ 91ミリX55ミリというのが一般的です。女性名刺としてもっと小型のものもありますが、芸者さんなんかが持っているイメージですね。欧米サイズという、ほんのちょっと小さな89ミリx51ミリもあります。オシャレ感がでますね。もらっても名刺入れに収まりますし。。。写真は奥が普通の名刺サイズです。最近、空押しがマイブームでして青海波を使ってみました。